太陽と月とひまわりと (ページ6)

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5話ページ6

翌週から文化祭の準備期間に入り、放課後は全部活が休みになった為クラス全員で文化祭の準備だ

役割分担は

私→看板、飾り付け
梨花→衣装
圭→看板、飾り付け
吉沢くん→看板、飾り付け

その為今は梨花に採寸をしてもらっている

「でもさ、衣装係って大変だよね～、、。7人でクラス全員分って大変、、。」

そう。衣装係は少しでも器用な子を集めてもクラスで7人しか集まってなかった。
中でも梨花は特別器用だったから主に梨花が担当する事になる

足立「んー、大変だけど私こういう仕事好きだし楽しいから(笑)」

そう笑い飛ばす彼女はとても優しい心の持ち主だと思う

足立「よし！オッケー！次は男子だね」

次々と男子を梨花が測っていって
次は圭。

「圭！次圭だよ！」

田中「おー！足立！かっこよく作ってくれよ！(笑)」

測ってもらいながら海賊の衣装が当たったのが余程嬉しいのか理想をずっと語っている圭

足立「私がやるんだから当たり前」

圭が終わった所で梨花が次の準備をしている間に次の吉沢君に声をかけに行く

「よーしざーわくんっ。次だよ。」

看板に男友達と一緒に色を塗っている吉沢くんにそう言うと

吉沢「.....あんたが測ってよ」

まっすぐな目でそう言われた
少し動揺して

「え⁈な、なんで」

と言うと

吉沢「別に深い意味なんてないよ。自意識過剰。」

顔を近づけてそう言われた

「ふ、深い意味があるかなんで言ってないでしょ！もう！来て！こっちで測るから！梨花！吉沢くん測るね！」

足立「ありがと(笑)」

吉沢「ねぇ、測んのこの教室でするのやなんだけど。」

「別に脱ぐわけじゃないんだし、恥ずかしくないでしょ？」

吉沢「隣の教室行くぞ」

そう言って半ば無理やり隣の空き教室に連れていかれた

田中「ちょ、まっ」

扉が閉まる時に圭が何かを言ってた気がするが聞き取れなかった