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2話 ページ3

シーン





何!この時間!
お礼も無しかい!
ありがとうくらい言えないの?!
と私がプンプン思っていると


吉沢「ねぇ」


話しかけられた



「ん?どうしたの?」


振り返って吉沢くんの方を見ると静かにこっちを真っ直ぐ見つめて


吉沢「.....あんたさ、次からは話しかけなくて良いから」



予想外の言葉に

「へ?どうして?」


吉沢「......そういう事だから。早く案内して。」



何だよ何だよ何だよーーーーー!!
言われなくてもしますよーだ!


そして視聴覚室に着き、梨花とも合流して隣の席に座りさっきまでの事を話した


「〜〜〜〜という事なの!感じ悪いったらありゃしない!」


足立「災難だったね(笑)でももう隠れファンクラブ出来てるみたい。クラス中吉沢くんの話で持ちきりよ」


「えー、悪魔だよ!悪魔!」


思わず大きい声が出てしまい、


教師「おい!日野!授業中だぞ!罰として放課後資料作れ!」



と怒鳴られてしまった


「ちぇ〜〜」

足立「(笑)」



少し遠くの席で圭も笑い転げてる

その奥で座ってる吉沢くんにちらっと冷たい視線を送られ、さらにムカーとしながら机に伏せた



そしてその後は何事もなく放課後



いつもは梨花と帰ってるんだけど梨花はバイトがあるから先に帰ってしまった


田中「おーおー罰の資料作りか(笑)手伝ってやろーかー?(笑)」

「そーよー、、。圭手伝ってよ〜」


田中「冗談だよ(笑)部活あるし。」



「じゃあ言わないでよ〜!」

田中「ははっ(笑)あのさ、手伝う事は出来ないけど今日部活終わるまで待っててよ。一緒に帰ろう。」


「ん?良いよ〜。どうせすぐ終わんないし。」


こうやってたまに圭と帰る約束するのはよくある話だ


幼なじみだからね








資料作りも終わり外は結構暗くなっていた

体育館のとこで待つか。


体育館に移動すると、丁度剣道の道着を着た吉沢くんが出てきた。
実は吉沢くんにも用があり、先生から預かったものを渡さないといけなくて、嫌々ながらも仕方なく吉沢くんの方に行った





「吉沢くん。」

水道で顔を洗ってる彼の後ろから声をかけるとタオルで顔を拭きながら振り返り


吉沢「またお前か。もう話しかけんなって言っただろ。」


心折れそうになりながらも

「先生に吉沢くんがまだ授業受けてない分の資料渡すように頼まれたの!」

そう言って渡すと


吉沢「ん。」

そう言って去って行こうとする吉沢くんは少し寂しそうに見えて


「待って!」

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ゆいっち(プロフ) - めっちゃ続き気になります (2019年9月24日 22時) (レス) id: e1ba6fcaa1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なまいき兎 | 作成日時:2019年6月25日 19時

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