太陽と月とひまわりと

1話 ページ2

高校生活に慣れてきた高校1年生の2学期。
この日から私の学校生活は大きく変わることになった。



「圭‼早く起きて‼学校遅れるよ‼」


私の朝は同じマンションのお隣さんで幼なじみの圭を起こす事から始まる


田中「.......今何時⁈」

「もう8時10分だよ！圭が全然起きないから！」


田中「ごめんーーーー！急ご‼」



そう言い急いで圭が準備を始めてる間に圭の家で飼っている犬のタロと遊ぶ


田中母「Aちゃん毎朝ほんとごめんね〜、、。あの子あんなので彼女とか出来るのかしらほんとに心配だわ、、、。」


「大丈夫ですよ〜(笑)圭あんな感じだけど結構モテてるんですよ？(笑)」


田中母「あらそうなの？(笑)少し安心したわ(笑)」



なんて圭のお母さんと雑談をしていると


田中「A！準備出来た！行こ！」

「うん！じゃあね！タロ！おばさん！」



田中母「はーい！いってらっしゃい！」


2人で走って学校に向かう
寝癖がぴょんぴょん跳ねてる圭はモテるんだけど
彼女が居たとか好きな人が居たなんて話聞いたことない
疑問になって聞いてみる


「ねぇ圭〜。圭って好きな子とか居た事ないの？」


すると圭は少し驚いた顔をして


田中「..へ⁈ いや、いねーよ! 何だよ急に(笑)」


「んーん！おばさんが心配してたからさ！出来たら相談のるからね！(笑)じゃ急ご！」


田中「お、おう！」



そして何とか朝のホームに間に合った
ちなみに私と圭は同じクラスだ

いつものホーム終わり、担任が


担任「えー、夏休みあけすぐだが転校生を紹介する。入れ。」


いきなりの転校生。
担任に促され入ってきたのは



?「吉沢亮です。よろしくお願いします。」


凄く整った顔をしてクールでミステリアスな雰囲気を放つイケメンだった。


吉沢君の自己紹介が終わり、自分の席についた所でチャイムが鳴りホームが終わった


そして移動教室の為親友の梨花の所へ行く


「梨花〜移動しよ〜」


足立「ごめん。ちょっと担任に呼ばれてるから先行ってて。」


「わかった！じゃあ梨花の教科書も先持ってっとくね！」


足立「ありがとA。じゃあ行ってくるね」

梨花の後ろ姿を見送り視聴覚室に行こうとしたところ
教室で1人自分の席に座っている吉沢君が目に入った


「吉沢くん！視聴覚室分かんないよね！一緒行こ！」


そう言うと吉沢くんは一瞬驚いた顔をして何も言わずに静かに後ろをついてきた

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