【文スト】猫化した2

恥ずかしいのだけどね ページ12

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『太宰さん……其の言い方だと、勘違いしちゃう人もいると思いますよ?』








もう自分の気持ちは分かったのに、相手の真意が分からなくで勘ぐってしまう自分がいる。







「勘違いしていいよ。」








思わず身体が震えた。


胸の鼓動が早くなっているのが自分でもわかった。





えっ、それはどういう意味なの?





Aはよく意味がわからないというように目を見開いて固まっていた。



太宰はそれがわかったのか少しふふっと笑ってから言葉をつないだ。




「言ったでしょ?私は、人間の時のAちゃんも、猫の姿のAちゃんも、どっちも好きだって」









ん?


んんっ?









『なっ!!!!』




改めてはっきりと言われ顔がまた紅くなった。






これは夕日のせいなどではない。





心做しか太宰さんの頬も少々色づいているように見えた。







太宰さんは私が顔を見ていることに気づいたのかそっと目を逸らして、
〈今こっちを見ないでよ〉とでも言いたげに視線をずらした。







「君が人間に戻れたら、あらためて言うけれどね、これが私の本心さ。

これは嘘なんかじゃない。本当に私が心から思ってることなんだ。」









ものすごく恥ずかしい。







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長い間あけてしまって申し訳ありませんでした。

毎回謝ってばっかですね。すいませんホントに。

亀更新ではありますが、完結はさせますんで。

気長にお待ちくださればと思います。

また、コメントなどありましたら、バッシングでも高評価でも、なんでもください。

バッシングも受けつけますが、私の心が傷つきます。取扱にはご注意を。

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《neneまる》という名前でやっておりますのでぜひお願いします。


ではまた次の更新でお会いしましょう。

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