お医者さん? ページ28
私が太宰さんについて歩き出したその時……
〈バンッ〉←探偵社の扉の開く音
?「ただ今帰ったよ!」
太「あー……与謝野さん!!お帰りなさい!」
?「……あぁ……ただいま……
で、帰ってきて早々なんだが…
何で、うちに猫がいるんだい?あと、何でこんな所に国木田が転がってるんだい?」
太「あー……これには色々な事情がね……
後々説明しますよ。」
与謝野さんと呼ばれていた方は、とても綺麗な人で……見た感じは荒事とは無縁そうな人だ。
って言うか……国木田さんまだ気絶したまんまなんだけど!
まだ寝てたの?ねぇ!
っと…そんなことは置いておいて……
A『太宰さん、この方は?』
↑[もちろん太宰にしか言葉は伝わってないよ?]
太「あぁ……説明するよ。
この人は、与謝野さん。元々医者だったのだよ。」
A『そうなんですか?意外だな……』
太「そうかい?結構……合ってると思う……よ?」
太宰さんは微かに足が震えていた…。
与謝野さんがお医者さんだと悪いことでもあるのかな?
与「何で猫にあたしの自己紹介してるんだい?
ついにあんたも頭おかしくなったかい……
《私が治療してやろう…》」
太「……えっ…ちっ!!違うよ?ね?Aちゃん!?
ちょっと待ってくれ給え与謝野さん!!これには理由が……」
{太宰治はとても焦っている。}
与「……さっきから言ってる理由ってんのはなんなんだい?」
太「(ふぅ……話を逸らすことに成功……。)」
{太宰治は安堵した。}
太「実はね?この猫は元々人間で、最初から猫だった訳では無いのだよ…」
与「…………どういうことなんだい?」
太「この猫は元々、普通に〈人間〉として生きていたんだよ……だけどある時、急に猫化してしまったという訳さ。
だからこの通り……
驚き過ぎて、国木田君がひっくり返ったと言うわけさ!」
与「……さ!…じゃないよ……もっと詳しく教えてくれないと……
……じゃあこの猫は元々人だったって事だね?」
A『……ニャー!!(そう!!)』
与「…………!!!!今のは返事をしてくれたのかい?」
太「そうさ!何故か私はこと猫の言っていることが分かるみたいなんだけど……」
与「……それはお前が〈異能力無効化〉の持ち主だからじゃないか?」
太「……でも私は異能力を使っている人に触れないと消せないよ?」
214人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
nene(プロフ) - 光牙さん» 誤字の指摘の方ありがとうございました!全然気づいてなかったのでありがたいです! (2018年9月19日 0時) (レス) id: d5befd4dfc (このIDを非表示/違反報告)
光牙 - た前じゃなくて給えですよ(ありがとう) (2018年9月18日 14時) (レス) id: 5d2dd3883e (このIDを非表示/違反報告)
味の素(プロフ) - 赤珠(元 チョコうさ。)さん» どうもですъ( ゚ー^) (2017年10月30日 21時) (レス) id: d5befd4dfc (このIDを非表示/違反報告)
赤珠(元 チョコうさ。)(プロフ) - 味の素さん» いやいや!勉強してるの偉いです!! (2017年10月30日 20時) (レス) id: 5fa7fae13e (このIDを非表示/違反報告)
味の素(プロフ) - レイラさん» ありがとうございます!頑張ります! (2017年10月30日 20時) (レス) id: d5befd4dfc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:味の素 | 作成日時:2017年6月12日 19時