さんじゅうはち ページ40
次の日、病院を出たあと
直ぐに会わないといけない人の所へ、
直ぐに会いたい人の所へ、急いだ
.
チャイムを押すと、ガチャっと開いたドア。
結衣「はい、っ、な...に？」
一瞬で顔を歪ませて
ドアを閉めようとする結衣ちゃん。
『あ、...ちょ、待って！！
私、優太のこと好きだよ。
結衣ちゃんから奪えるって何回も思ったし、
気持ちだって、負けてないと思ってたよ。
でも、屋上で、結衣ちゃんの気持ちが痛いほど伝わってきて、
今、すっごい結衣ちゃんに謝りたい
謝ったら許してもらえるなんて思ってないよ
私の自己満って思うだろうけど、
早く言わなきゃってずっと思ってた
ほんとにごめんっ！』
ドアを手で抑えて
結衣ちゃんを呼び止める
するとドアを閉じる強さが無くなって
結衣ちゃんは、真っ直ぐに目を見つめて
結衣「私、優太がほんとに好きだった。
優太の中に自分が居ないことなんて分かってた、
でも、優太と一緒にいれるならそれでもいいと思ったよ。
だけど、もう一緒にも居れなくなっちゃった...
屋上でのこと、私凄いバカだった。
いまさら遅いかもだけど、
私も許してもらえるなんて思ってないよ。
でも、ほんとに、ごめんなさいっ！」
大きくて丸い瞳は
光を吸いこんで美しく輝いていて
次の道へ進む私の背中を押してくれたように感じた
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いい - お疲れ様でした！とまとさんの表現の仕方がとても素敵でした(*^^*) (2019年2月7日 22時) (
レス) id: 0610e4bec4 (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - いいさん» ありがとうございます！頑張ります(●´ω｀●) (2019年1月21日 22時) (レス) id: 00428a4fa8 (このIDを非表示/違反報告)
いい - 作者さんのペースで大丈夫なんで、更新待ってます！(^^) (2019年1月20日 22時) (レス) id: e6704d2465 (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - いいさん» え…(´；ω；`)嬉しいですありがとうございます！更新頑張っちゃいます（単純） (2019年1月19日 0時) (レス) id: 00428a4fa8 (このIDを非表示/違反報告)
いい - この作品、好きすぎます！！ (2019年1月12日 23時) (レス) id: e6704d2465 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とまと | 作成日時：2018年12月26日 16時
