HiHiのあの子

あの子と学校 ページ9

Your side







入学して半年がたってても学校には慣れない。









慣れないもんは仕方ない！！！！！笑








自分人見知りやし、あんま学校行かんけんね〜笑




でも唯一1人だけ親友と呼べる子がいる。









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入学式








先生「これから大変なこともあると思いますが一緒に頑張っていきましょう。」







長い長いホームルームが終わって皆の視線は私を向いていた。









芸能人とかが通う学科とはいえ

ジャニーズの紅一点が同じクラスは珍しいらしい。









A「HiHi JetsのAちゃんだよね！？」







『あー、はい、そうですけど…』






A「えー！めっちゃファンなんです！！自担は瑞稀くんなんですけど話してみたいなって思ってて！」








いや、それはさすがに無理だろ…笑






断ろうとした時






B「え、やっぱり！？Aちゃんだよね！？
私もHiHi Jets担なんだ！優斗くんと話してみたいんだけど〜！！！」








え、まじで？笑無理だよ笑

芸能人なんだからわかるでしょ〜って言いたくなる







『ごめんね？いくらファンでもメンバーも忙しいしそーゆーのダメなんだ。』








その時2人の目の色が豹変した





A「は？使えない」





B「紅一点だからって調子乗んなよ」








あー、また、






いじめられるのかな








中学の時みたいに、






悪質で陰湿ないじめをされるのかなって





心のどこかで覚悟した。諦めてた。





中学の時のいじめはメンバーにも言ってない。





親も誰も知らない。これ以上心配かけたくない。






紅一点だからいじめられるなんて当たり前だと

そんな思って中学の時を過ごしてきた。









いじめに無理に立ち向かう必要はない





言われた通りに動けばいいと知ってるから。







ほんとに高校生活を諦めた時だった。








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