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まずい。非常にまずい。


そんな目で見られたら了解するしかないじゃん。元々断るつもりは無いけど!

晴空が言葉に詰まる。

あげたい気持ちは山々だ。

だが晴空にはそんな技術がない。


断言して良い。


自分は影山の姉だが、弟の方が断然上手い。


だが晴空にはこの可愛い後輩の頼みを断る技術など持っていない。



相手だって、断られるより頼みを聞いてくれた方が心地良いに決まってる。


人は、頼みや誘いを断られると嫌な顔をするのを、晴空は知っている。





だから、いつも




晴空「いいよ」




そう笑顔で了承してしまうのだ。


別に、嫌な訳じゃないし、トス上げるの好きだし、いいか。



自分の中で勝手に肯定して、妥協する。



本当、駄目だ「あっでもっ、」



日向は、ずいっと晴空に顔を近付けて、それはもう鼻がくっついてしまう程近付けて言った。



日向「スガさんにも言ったけど、こっ、ここで上げてもらったら、ま、負けた気がする…から、あげてもらわない!」



日向が負けず嫌いの精神で言い切った。


嘘など言うはずもないその表情で、本当の事の様な。





言葉を聞いて、晴空は笑った。





晴空「……っふ…」





驚く程優しい笑み。


落胆していた心に入り込んできた癒しに、晴空は笑みを浮かべ、日向の手首を掴み首筋に顔を埋めた。



日向「はっ、はるかしゃんっ!?」

菅原「何してんの?!」



またしても突然のスキンシップに、日向は体を硬直させ、菅原は焦った。




晴空「…っ暖かい…」




しばらく失われていた暖かい春の兆しに、晴空は身を浸す。


彼は硬くなったその体を、ゆっくりと、柔らかく溶かしていった。






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fareleven(プロフ) - 麗さん» おっふ、漢字できないのバレますねこれ…。ありがとうございます!確かに四時起きですね!ページまでご丁寧に…もう、優しっ(///∇///)コメントありがとうございます!すぐ直しますね! (2020年11月4日 16時) (レス) id: ca53b20a88 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 31ページ 四時おきにしても の 四時おき は 四時起き ではないでしょうか? 主様のお話読むのが楽しくて繰り返し読んでいるのですが、ふと気になりまして、、、、 (2020年11月4日 15時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
fareleven(プロフ) - さとみさん» え、凄い変な間違え方…暗殺教室の烏間先生…?…わかんないけど、ご報告ありがとうございます!教えてくれるから直せる。ほんと感謝。即座に直させていただきます!応援ありがとうございます!! (2020年9月16日 17時) (レス) id: ca53b20a88 (このIDを非表示/違反報告)
さとみ - 7話の最後のセリフ、烏間になってますよ!これからも頑張ってください!!! (2020年9月15日 21時) (レス) id: 67075594b8 (このIDを非表示/違反報告)
fareleven(プロフ) - 悠クンさん» ぎゃ!本当だ!ありがとうございます!!大事な一話目に間違えるなんてお恥ずかしい…(泣)早急に直しますね!応援ありがとうございます!頑張ります! (2020年9月11日 6時) (レス) id: ca53b20a88 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:fareleven | 作成日時:2020年5月19日 20時

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