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パシンッ








中島「…ったぁ」




『いきなり何すんのよ!!』




中島「姫を喜ばせようと思って」




『あたし、あんたの姫じゃないし。

ってか、喜ばせる相手

間違ってんじゃないの?




あたしは、その辺の女子と違って

あんたにほいほいついていくような

女じゃないし、

あんたが想像してるような

尻軽女じゃないの!!』






そう言うと、中島は悲しそうな目で

私を見つめた。







『…そ、そんな顔されたって

あんたの言うことなんか聞かないから「似てるんだ」




『…は?』








健人「中学の時に好きだったやつに

そっくりなんだよ、お前が」




健人「はぁーあ。

やっぱ俺ってMなのかな。笑




お前も、その好きだった奴も、

二人とも気が強くて、

俺のことなんか見向きもしねぇの。」




健人「好きなんだろ?

菊池のこと」




『…っ』




健人「そんな悔しそうな顔しないでよ。笑




……そういうとこもほんと

あいつにそっくり。




彼女がいるやつ追っかけたって、

自分が傷つくだけなのに。



























やめときなよ、あんなやつ」






『べ、別にあたしは…「じゃあ、」


「なんでさっき反応したの?」




『あたしがいつ菊池に

反応したって言うのよ』




健人「菊池も来るって言ったら、

動きがピタッと止まったよね。


まるで、図星を刺されたみたいに」




『…あんたに、関係ないでしょ』






中島に何もかも見透かされてる気がして

イライラしてきた私は、

中島に背を向けて言った。








すると、突然中島の腕が

私の体を強く抱きしめて、

今すぐにでも逃げ出したいのに、

体が動かない。






『ちょっと、離してよ!!』




健人「じゃあ、俺と付き合ってよ」




『はぁ!?

誰があんたなんかと…』




健人「いーんだ。


お前が菊池のこと好きだって

(人1)に言っても」




『それは…っ』






健人「別に、俺のことを

好きじゃなくてもいい。




でも、いずれわかるから。


菊池を想い続けてるより、

俺に愛される方が幸せだってこと」

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xLuvx(プロフ) - 続き待ってます!更新頑張ってください!! (2015年6月7日 11時) (レス) id: aebc61ec1f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫月華恋 | 作成日時:2014年12月9日 16時

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