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次の日、
私は文化祭を休んだ。
まぁ、私には学校をサボって
家でまったりしてる方が
お似合いかもな
なんて思ったりもする。
あれから、私は文化祭の途中だというのに
学校を抜け出して家に帰ってきてしまった。
帰ってきてからも
涙は止まらなかったというのに、
泣きつかれてバカみたいに
10時間以上寝たら、
もう考えることにさえ疲れて
涙も自然と止まっていた。
時刻は夕方の５時。
もう文化祭も終わって、
今頃 皆 後夜祭を楽しんでいる頃だろう。
(人1)はどうしてるかなぁ
なんて考える私は
相当なお人好しなんだろうか。
将来が不安になる。笑
すると、
♪〜
『…ん？』
中島から電話がかかってきた。
『…もしもし？』
健人｢あ、よかった出てくれた!!
…てか、なんで今日来なかったの??
風邪でもひいたの??｣
いろいろと忙しいやつだなぁ。
聞いてるこっちが疲れる。
『いや、別に。
なんか、行きたい気分じゃなくて』
そう言うと、
健人｢……菊池と何かあったの？｣
なんて、痛いところを突いてくる。
『……まぁ、あったって言えばあったけど…
まぁ、これが普通って言うかね、うん』
なぜかテンパる私。
健人｢……俺さ、
さっき、見ちゃったんだよね。
自販の前で菊池と(人1)が
二人でしゃべってるとこ｣
『…へー。
それで…？』
健人｢えっ、リアクション薄くね!?
てか、Aはいいの？
二人で一緒にいるのとか
嫌じゃないの!?｣
いい加減 察しろよ。笑
『…昨日いろいろあってさ……、
……別れたんだよね』
よくこんなにも普通でいられるなと
自分でも感心する。
健人｢…へっ……!?
え、なんで……？
まさか、俺のせい……？｣
『違うよ。笑
あっちがやっと正気に戻っただけ。
てか、昨日 私に散々ひどい事言われたのに、
よく電話してきたね』
健人｢……だって、Aのことが
心配だったから…｣
そう言った中島が
今どんな表情をしているかが
なんとなく想像できる。
『……ありがとね。笑』
今日だけは素直になってもいいよね。
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抹茶もち \ ♪♪ /(プロフ) - わぁぁぁぁ、めっちゃいいお話ですね 感動して泣きましたヽ(；▽；)ノ紫月さんのお話大好きです!! (2016年3月22日 13時) (
レス) id: f516db3a4f (このIDを非表示/違反報告)
xLuvx(プロフ) - 移行おめでとうございます！！これからも無理せず更新頑張って下さい！！ (2015年6月14日 23時) (レス) id: aebc61ec1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫月華恋 | 作成日時：2015年6月14日 22時
