不思議の国と恋の魔法 (ページ35)

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34 疑惑ページ35

『そんな…』

なんでナムジュンさんが研究者達と繋がってるの？

ナムジュンさんも国を支配する事が目的でしょ？

グク「詳しい事は分かりませんが、確実だと言われています。」

『でも、繋がっていたとして、ナムジュンさんにメリットってあるんですか？』

話を聞いてたらないような気がするけど…

グク「それは…「魔法」ですよ」

魔法…？

グク「研究者達は魔法が使えるようになる研究をしています。」

グク「ナムジュニヒョンは、魔法を使えるようになってから、魔法を使い、国を支配する気です。」

でも、研究者達も国を支配したいと思ってるんでしょ？

ナムジュンさんもなんだったら、対立するんじゃない？

『でも、研究者達も国を支配したいと思ってるんですよね？』

グク「はい。多分、赤の軍と研究者達が合体するんだと思います。」

グク「そして、一緒に国を支配しようとしているんです。」

それって…

『黒の軍やばいじゃないですか!!』

グク「はい…2対1で、しかも相手は魔法が使える。本当にやばいです。」

もしかして…

『テヒョンさんが今日悩んでたのも…それが原因ですか？』

グク「多分…そうですね、今回の戦いで向こうの軍の兵が何か意味深い事を言ってましたから。」

意味深い…？

『何を言ってたんですか？』

グク「俺達の軍には、もうすぐ、神の力がやってくる。」

グク「こう言っていました。神の力とは、多分魔法の力。これがテヒョニヒョンが悩んでいる原因だと思います。」

大変な事になってきたな…

『黒の軍が勝つには、どうすればいいんでしょうか…』

グク「…A。貴方ですよ。」

『えっ？』

どゆこと？

グク「魔法がを使えるようになると言っても、元々、魔法が使える人の魔力は桁違いです。」

グク「A。貴方の力があれば、研究者達や、赤の軍の互角の力になります。」

私の…力…

グク「A。お願いします。力を貸してください!!」