20 一方… ページ21
グクline
グク「Aが戻ってない?!」
お昼ぐらいに黒の領地を散歩しに行くと言って出ていったAが、まだ帰って来ないらしい…
テテ「そうなんだよ〜!!もう6時だよ?!」
ジミン「さすがに遅いよね…」
ジン「探しに行こう…!!」
嫌な予感が当たってしまった……
グク「Aは、ちょっと抜けてて、天然でバカだから1人で行かせるの嫌だったんです!!」
あーホントに!!無理矢理にでも一緒に行けば良かった…
テテ「ていうか、ジョングガがそこまで女子を心配するなんて…成長したね〜」
ジミン「ホントにね〜前までは女子？何それ美味しいの？って感じだったのね？」
ジン「やーヒョンはジョングガが成長してくれて嬉しいよ〜」
んなっ?!
グク「べっ別に好きな訳じゃねーから!!」
テテ「いやそこまで言ってないし、敬語外れてるし…」
!!!( ﾟдﾟ)ﾊｯ!!!!
僕とした事が……
グク「ｺﾞﾎﾝ、とにかく…探しましょう。」
好きな訳ない。いや…好きになったらダメなんだ…
だって相手は向こうの世界に帰りたがってるんだ…
恋なんて…しちゃだめだろ…
そう思って…
俺は…芽生えた感情に気づかないフリをして、蓋をした。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
グク「ﾊｧﾊｧ…A…どこ…」
探してるけど一向に見つからない。
ジン「グガ!!居た？」
グク「いませんでした…」
テテ「こっちもいない!!」
ジミン「こっちも居なかったよ〜…」
A…一体どこにいるの…？
その時…ふと森が目に入った。
そこは1度入ったら抜け出せないと恐れられている、「恐ろしの森」だった。
まさか……
グク「ここに入ったとか…いやっ…そんな事はないか…」
A。お願いだから無事でいて…
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作者名：さら | 作成日時：2020年4月21日 8時
