# ページ3
＊
『んー、多分大丈夫ですよ。彼優しいですし、それに、私が皆さんにお菓子あげてるの知っているので。』
渡辺「そうなんだ〜。なら大丈夫か。」
山本「彼氏さん優しいんだね。」
福良「彼氏さんは？今、何してるの？」
それを聞きますか...。
『普通に今は大学卒業して、働いてますよ。』
須貝「じゃあ、彼氏さん疲れて家に帰ったら、Aちゃんの手料理が食べれるんだ？」
『まぁ...、そうですね。でも、彼 仕事忙しいみたいで、“家で”私の料理そんなに食べる機会ないですよ。』
オフィスでは食べてるけども...。
福良「え〜、勿体なくない？俺もAちゃんの彼氏になりたーい。」
須貝「俺も〜！」
川上「Aの彼氏さんどんな人なん？」
それ言わないといけませんか..?
本人いる目の前で？
私はチラッと皆さんと一緒にいる拓司くんの方を見ると、彼も興味津々の顔で 笑いながらこっちを見てる。
『んー...。かっこよくて、いつも私の事を守ってくれる、素敵な方です。//』
その本人はニヤニヤしてるし...。
伊沢「ふーん、いい人なんだね。Aちゃんの“彼氏”」
拓司くんはにやにやしながら言う。
自分でいう!?
『まぁ...。はい//』
渡辺「A照れてる〜！！」
山本「可愛い〜！」
『もうこの話終わりにしましょ！珈琲入れてきます！』
伊沢「あ、俺も手伝うよ。」
私は顔が熱いのを手で仰ぎながら、作業部屋を出て、キッチンに向かった
福良「ちぇ〜。せっかく、クールなAちゃんから恋愛話聞けると思ったのに。」
そんな事言い出す福良さんを無視して、
キッチンに向かう。
伊沢「A｡」
キッチンに入ると
後ろから着いてきた拓司くんに腕を引かれて
彼の腕の中に入る。
逃げようとも、普段 鍛えている彼から離れることが出来ない。
『もう、拓司くんも少しぐらい助けてくれても良くない？』
伊沢「ごめんごめん、ちょっとあんなこと言うから、Aをいじめたくなってさ。それより、俺の事かっこいいって思ってくれてたんだ？嬉しいよ？」
『だったら離してくれませんか？』
伊沢「んー、無理。福良さんや須貝さんに嫉妬した。Aの彼氏は俺だけだよ？」
さっきの、私の彼氏になりたい発言を気にしているのか
『わかってる私も拓司くんだけだよ。』
伊沢「かわい。」
そう言って唇にキスを落とした。
伊沢「今日家行くね。」
『うん、待ってる。』
もう一度キスを落として
珈琲を入れてお互い別々に作業に戻った。
＊
# お菓子 / izw�� end
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美音(プロフ) - すごく面白い短編集ですね！これからもこの小説応援しています！ (2020年6月2日 23時) (
レス) id: e787dcfbf1 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - いつも読ませていただいています。パスワードを教えていただけると嬉しいです！ (2020年5月9日 8時) (レス) id: 003401b3fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋鞠 | 作成日時：2020年4月29日 2時
