# ページ14
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from izawa.
東大王の収録が早めに終わって、
記事の整理をしようと思い、またオフィスに戻った。
ガチャ
渡辺「伊沢さん！これ...！」
撮影部屋から慌てて出てきたのは福良さん 河村さんこうちゃん 須貝さんの4人。
その様子を見て、俺と川上はよくわからなかった。
でも次の瞬間わかることになる。
こうちゃんの手に持っていたのは、手紙と退職届
福良「それ、Aちゃんからだよ。撮影部屋に置いてあった。」
Aちゃん？どうしてこんな...。
俺は急いで本人に連絡しようと思い、メッセージアプリを開くと通知が1件
QuizKnockライター《7》
A今までありがとうございました。私は今日をもちまして、ライターを辞めさせていただきます。私はこれから2年間アメリカへ 国際弁護士になるため、留学させていただきます。皆さんに相談せず、自分勝手で決めてしまい申し訳ないです。私がいつも使っている席にあるBOXの中に、描き終わっている記事のUSBが入っています。短い間でしたが、本当にありがとうございました。
《Aが退室しました。》
渡辺「留学って...。俺 聞いてない...。」
須貝「とりあえず、山本に連絡しよう！」
福良さんは山本に連絡をした。
福良「山本、こっち来るって。」
伊沢「わかった。」
河村「今日なんか様子がおかしいと思ったら、そういう事だったのか...。」
河村さんが言う通り、今日は様子が2人ともおかしかった。
少しぎこちなく感じた。
山本「....俺、Aが留学行くの決めてからずっと知ってました。」
みんなが固まった時、山本が来た
山本「Aは、QKのみんなが何よりも好きだから、もし伝えたら行きたくなくなるって言ってました。」
渡辺「なんで...。山本さんは教えてくれなかったんですか？」
山本「それがAの思いなら聞くしか無かった。A言ってましたよ。アメリカから帰ってきたら、またライターに誘ってくれるかなって。」
伊沢「いいに決まってるでしょ...。」
俺は彼女が言っていたUSBをパソコンでたちあげると、そこには、たくさんの記事が保存されていた。
川上「...山本はいいん？」
山本「Aの夢を応援することにしました。2年は長いけど、成長してAが笑顔でいてくれることを願います。」
福良「でもAちゃんらしいよ。」
須貝「そうだね。俺達も応援しよう。Aちゃんの夢を」
須貝の言葉にみんな頷く。
頑張って、Aちゃん。
＊
# 留学 / ymmt�� end
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美音(プロフ) - すごく面白い短編集ですね！これからもこの小説応援しています！ (2020年6月2日 23時) (
レス) id: e787dcfbf1 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - いつも読ませていただいています。パスワードを教えていただけると嬉しいです！ (2020年5月9日 8時) (レス) id: 003401b3fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋鞠 | 作成日時：2020年4月29日 2時
