# ページ20
＊
ﾊﾞﾁｯ
拓哉さんにキスをされて、
固まっていたら、消えていた電気がついた。
河村「おや、回復したみたいですね。」
拓哉さんはゆっくりと場所を移動する。
『ほんとですね、福良さん、山本さん、もう大丈夫みたいですよ。』
福良「こわかったぁあああああ。」
山本「もうむり....。」
そうつぶやく2人はゆっくりと手を離した
『ふふっ...。2人とも子供みたいで可愛かったですよ？』
山本「嬉しくない...。」
福良「ごめんね、急に抱きついたりして、」
『いえ！私も怖さが無くなったので大丈夫です！』
山本「ありがと！！Aちゃん！」
ニコニコした笑顔で、山本さんと福良さんは言った。
福良「元はと言えば、あの撮影が悪かったんだからね！？」
山本「そうですよ！あんなん見たら怖くもなりますって！」
『そう...ですよね(笑)』
河村「.....Aさん、電気が回復したので、撮影部屋の片付け 手伝ってもらってもいいですか？」
拓哉さんが私にそう言う。
そっか、キズナアイさんのテレビとかそのまんまなんだっけ...。
『いいですよ！手伝います！』
河村「ありがとう。」
私は2人の元を離れて、
撮影部屋に向かう。
河村「どうぞ。」
拓哉さんは、そう言って
私に部屋に入るよう先に入れてくれる。
ｶﾞﾁｬ
扉を閉めた音がして、振り返ると、
ｷﾞｭｯ
河村「あんなに男に近づいて、
そんなに僕をいじめたいんですか、」
『はい!?』
河村「わかってないみたいですね。」
拓哉さんは、そういうと
私の頭の後ろに手を置いて
さっきのようなキスでは無い。食いつくようなキスを落とす。
『んっ...。ちょ、とまってください、』
河村「すみません、福良と山本に恥ずかしながら、妬いてしまいました。自分が先に仕掛けた罠なのに。」
そう言って、拓哉さんも私にぎゅっと抱きつく。
『ふふ...。嬉しいです。ありがとうございます。
私が好きなのは、拓哉さんだけです。』
河村「そう言っていただけて光栄ですよ。でも、次あんなに近づいたら、おしおきをします。」
『ふふぃ...。じゃあ気をつけます。さっ、片付けしちゃいましょ！』
いつもかっこいい彼は、
少し寂しがり屋のようです。
＊
# 恐怖 / kwmr �� end.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 188人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美音(プロフ) - すごく面白い短編集ですね！これからもこの小説応援しています！ (2020年6月2日 23時) (
レス) id: e787dcfbf1 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - いつも読ませていただいています。パスワードを教えていただけると嬉しいです！ (2020年5月9日 8時) (レス) id: 003401b3fd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：緋鞠 | 作成日時：2020年4月29日 2時
