ひびきと一緒にライブ! ページ8
「やあ、マドモワゼル。いきなりで悪いけど、ちょっと匿ってくれないかい?」
プリパラカフェでお茶をしていると、ひびきさんが珍しく焦った様子で声をかけてきた。
「匿うって、何からですか?」
「事情はあと。君はただ、僕はここにいないと言ってくれればいい」
そう言うと、ひびきさんはテーブルの下に隠れた。
しばらくすると、砂ぼこりをあげながら走るあじみ先生がやってきた。
「くるくるちゃーん!!!どこダ・ヴィンチー!!!」
なるほど、ひびきさんはあじみ先生から逃げていたのか。
「おかし伊藤若沖、この辺にくるくるちゃんの気配がするのにくるくるちゃんがいなイーゼル!」
あじみはくるくると周囲を見回すと、
「誰かー!くるくるちゃんがどこにいるか知ってルーベンス?」
と、大声で尋ねた。
「ひびきさんなら、あっちに行きましたよ〜」
あじみ先生には悪いけど、響さんに言われた通り嘘を言った。
「教えてくれてありガッシュ!くるくるちゃーん!」
あじみ先生はまた砂ぼこりをあげながら走っていった。
「ふぅ…助かったよ。ありがとう」
ひびきさんはテーブルの下から出てきて言った。
「ひびきさん、大変ですね」
「ああ、まったくだ…匿ってくれたお礼に、お願いを一つ聞くよ。何でも言ってくれ」
「本当ですか!?じゃあ、ひびきさんと一緒にライブしたいです!」
「分かった。僕と君でライブをしよう」
「やったー!嬉しいです!」
憧れのひびきさんとライブできるなんて、夢にも思っていなかった。
「それじゃあ、ライブ会場に行こう!」
ライブ会場にて。
「今日は、僕を助けてくれたマドモワゼルミサと一緒にライブだ」
「ひびきさんと一緒にライブ、緊張するけど頑張ります!」
「それでは聞いてくれ。『Shooting STAR』!」
♪〜 ♪〜 ♪〜
ライブ後。
「お疲れ様。君の歌、良かったよ」
「ありがとうございます!」
「君となら、また一緒にライブしたいな」
ひびきが紅茶を飲みながら微笑んだ。
ラッキーアイテム
みちるのカップリラーメン
7人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
静樹ミサ(プロフ) - みょかさん» こちらこそ、リクエストありがとうございます! (2020年5月15日 19時) (レス) id: d52d3cf10e (このIDを非表示/違反報告)
みょか(プロフ) - 作者様とふわりちゃんが尊いです...!!!!最高でした!!わがまま聞いて下さってありがとうございました!\(>_<)/ (2020年5月15日 19時) (レス) id: bbd1b5f21e (このIDを非表示/違反報告)
静樹ミサ(プロフ) - 神音(かぐね)さん» どういたしましてです!現在リクエストのストックがないので、新しいリクエストまだまだ大丈夫ですよー。 (2020年5月15日 13時) (レス) id: d52d3cf10e (このIDを非表示/違反報告)
神音(かぐね) - ミサさん!!リクエスト受けてくださりありがとうございます!!最高でした!!私もまた思いつきたらリクエストしても良いですか?良いですよね?(何故の圧)ありがとうございました!!頑張ってください!! (2020年5月15日 13時) (レス) id: 13de676a81 (このIDを非表示/違反報告)
静樹ミサ(プロフ) - みょかさん» ふわりちゃんですね!了解です。ちょっと遅くなるかもしれませんが、書かせていただきます! (2020年5月14日 20時) (レス) id: d52d3cf10e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:静樹ミサ | 作成日時:2020年5月13日 17時