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立っていられないほど痛い。
思わずしゃがむと、
手から落ちたマジカルペンが視界に入った。
……マジカルペンの魔法石は真っ黒だった
オクタヴィネル寮の魔法石は正しく氷の様な魔法石。
それが見る影もなく黒く淀んでいた
「自業自得、か……」
「グレース?何か言いましたか」
「ううん。何でもない」
私はマジカルペンを掴んで無理矢理立ち上がる
頭が痛い。吐き気がする。
立っていられないほどの眩暈もプラスだ
「……ジェイド、フロイド」
踏ん張れ
「私はアズールを正気に戻すのに専念する。
だから二人は攻撃を捌いてちょうだい」
「わかった」
「わかりました」
踏ん張れグレース。
私までオーバーブロットしてどうする
「僕をこれ以上掻き乱すな!!
グレース、出会った時からずっと疎ましかった!
目障りだった消えて欲しいと思った!
そうだよなあ!お前は生まれてこの方
苦労した事なんて無いし、
出来なかった事なんて無いよな!
そんな奴が隣に居て
居心地良いとでも思ってんのか!!」
「……るっさい、うるさいうるさい!!
黙れ泣き虫アズール!!
それ以上ピーピー喚くとその口氷で塞ぐから!!」
「何度でも言う!お前は_____
癇癪を起こしたアズールの口を氷で塞ぐ。
しかし力づくでアズールは口周りの氷を引き剥がし、
また私への罵詈雑言を吐く。
私がアズールのプロットを吸い尽くすまで、
それは続いた。
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ep.64 激怒ウィズドロー!→←ep.65 亀裂ヒステリック!
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神崎(プロフ) - 桜澤さん» コメントありがとうございます!私も自分で書きながらグレースちゃんが心配です…!どうか最後まで彼らを見守ってあげてください! (2020年12月27日 9時) (レス) id: 57b89da2fa (このIDを非表示/違反報告)
桜澤(プロフ) - (・ω・`;)=(;´・ω・)アタフタ グレースが心配っ……みんな仲良くなれればいいな……(願い (2020年12月27日 6時) (レス) id: 20b9b01cf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:神崎 | 作成日時:2020年12月18日 23時