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Hside
｢俺、とんでもないことした…本当にごめん｣
慎｢…謝るならAにしてください｣
｢そうだよな…｣
慎｢これ以上Aに迷惑かけないで下さい｣
｢…ごめん、俺頭冷やしてくる｣
慎太郎くんの顔は怒ってるってよりも
心の底からAのことを思ってるって感じで
不謹慎だけど慎太郎くんと俺は
同じ立場なんだって初めて気づいた
今Aのそばに居るのは俺じゃない
そう思い病院を出た
外は大粒の雨が降っていて
俺はそれと同じように
大声を出して泣いた
何にも知らないのに
Aの恋人になりたいだなんて
やっぱり俺は人付き合い上手く出来ないな…苦笑
きっと神様がお前には無理だって
Aと一緒にいちゃダメだって
そう言ってるのかもしれない…
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作者名：まな | 作成日時：2020年7月4日 14時
