今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:58,428 hit
小｜中｜大
68 ページ19
A「好きだよ。そっちだって、ずっと分かってたくせに、卑怯じゃない。」
泣くな泣くな、泣くな。
A「慧が誰かと一緒にいるなんて、嫌だ。
私だけと一緒にいて欲しい。
だけど、そんなの無理じゃん。」
慧「…A？」
A「慧は中途半端なんだよ。私が好きなら、あの時、無理矢理でもすればよかったじゃん！
裕翔殴るなりして奪ってよ。
なんでいつまでたっても幼馴染み、っていうか家族みたいな立場から離れようとしないわけ？」
慧「はぁ？つーかなんでおまえはそんな受け身なわけ？あん時だって、Aが拒否ったんだし。
そもそもなんで俺が友達殴んなきゃいけないわけ。
勝手に付き合うAが悪りぃのに裕翔がかわいそうじゃん。」
A「勝手に、って…慧がそうなるように仕向けたんじゃん！他の男と私を2人きりになんてしたことなかったのに！なんであんなことしたわけ？！」
慧「しょーがねーじゃん、俺彼女できたばっかだったし。いい加減おまえと離れたかったし。」
A「はぁ〜！？何それ！勝手に離れてけばよかったじゃん！他の男宛てがうとか、まじ迷惑だから！
結局、裕翔に、……悪いこと…しただけだったし、」
慧が溜め息を吐いて、
睨み合う視線を逸らす。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 297人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：環
| 作成日時：2018年5月14日 13時
