検索窓
今日:6 hit、昨日:10 hit、合計:46,300 hit

24...(side R) ページ24

.









「バカだね、涼介。」





「うるっせーな、わかってるよ。」









たまたま知念と一緒のロケで、地方に来ていた。


が。






今日の俺は衣装破くわ、マイク落とすわ、
うっかり台本の流れ無視するわ、という有様で、

仕事で関わった人の殆どに
「山田くんどっか調子悪い?」なんて
聞かれてしまうくらいにひどかった。






それから、反省会なんて言いつつ、
俺は知念と飲んでいた。


仕事後の酒がここまでまずいのも初めてかもしれない。








ただ、不調の原因は、分かっている。

……つもりだ。









知念「分かってる、ってことは自分でもバカなことしたなって思ってるわけ?」









知念が言う。









涼介「バカなことしたっつーか……。」





知念「まあね、Aちゃんのことすごい好きだったもんね、涼介。

……でも、お互いに相手がいるのに関係しちゃうのはよくないでしょ。
いくら最初に付き合った思い出の子って言ってもさ。」









そう言って、知念はグラスに口を付ける。





知念の言ってることは尤もだった。









.

25...(side R)→←23



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (79 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
270人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , 山田涼介   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2020年9月12日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。