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光「見んのも育てんのも好きっしょ？だから次ここ行って、お土産に種？草？買って、こっそり学校の庭に植えちゃおうぜ！」
A「苗、ですかね。
いや、それ私は楽しいですけど、先輩、退屈しちゃうんじゃ…それなら私は別に……、」
光「別に、じゃなーい！拒否んな、寂しいだろ！こういうのは一緒に楽しむってのが醍醐味だろーがよ！」
A「それは分かりますけど…、」
光「おし、じゃあ最初から一緒に行くって言っとけ！」
興奮気味に雑誌を指差す先輩に、思わず頷きを返した。
先輩が優しいことは知っていたけど、こうも状況が変わるとやっぱり調子が狂ってしまう。
光「それに俺、退屈しないと思うよ。緑化委員になってから、緑に愛着沸いてるし。」
A「…………。」
光「なんつーの？特にほら、前に俺が植えたやつに関しては自分の分身のような気さえしてくる…………………はっ！！」
A「え？」
光「べっ別に妙な意味とかねーかんな！？おぉ俺は純粋に植物を愛でてるわけで！！何もやましいことは…！」
A「はい？」
光「あれ？」
A「…………あ、あぁそういう心配ですか。」
光「え？あれ？なんだよ、おまえいきなり黙ったから、変な勘違いとかしてんのかと思っちゃったじゃんよ！恥ずかしい！」
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作者名：環
| 作成日時：2019年11月6日 20時
