今日:16 hit、昨日:0 hit、合計:34,215 hit
小｜中｜大
93 ページ43
.
宏太「あいつ、単純だって言ったじゃん？ちょっとしたことですぐ落ち込むし、……まあ復活も早いけど。
でも、彼女のことは相当堪えたらしくて、わりとまあ、部活とかにも影響してたんだよな。」
A「……それは知ってます…。」
宏太「でもAさんと一緒にいることで、元カノのこと考える機会も少なくなって、元に戻ってったんだけどさ。
結局また見かけて、ぐるぐる悩んで、一人でぼーっとすることも多くなってた。」
A「…………。」
宏太「しばらく放っといたけど、さすがにうざくなってきたから、少しだけちょっかいかけてやろうと思って。」
A「……それで、私に声かけたと。」
宏太「予想以上に察しの良い子だなーって思ったよ。光の様子がおかしいことも気付いてて、その原因も予想がついてて。
俺のほんの一言、二言で行動に出るなんて思わなかったし。」
うざい、だなんて言っていても、薮先輩は先輩なりに、八乙女先輩のことを心配していたんだろう。
放っておけなかったんだろう。
恋愛感情に左右されて、今まで続けてきたものや大切なものに影響するなんて、私だって嫌だ。
八乙女先輩に、そうなってほしくはない。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 143人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：環
| 作成日時：2019年7月17日 22時
