今日:9 hit、昨日:3 hit、合計:48,858 hit
小|中|大
26 ページ26
.
光「俺、不安にさせてたんかな…え、どう思うA?」
A「さあ?私は同じ経験をしたことがないので。」
光「あー、そっかーそうだよなー。
大丈夫大丈夫、Aいい奴だからちゃんと彼氏できるって。」
A「大丈夫ってなんですか。そんな哀れみの目で見ないでください。」
光「哀れ……どうせ俺は哀れな男だよ!」
A「人の話聞いて。」
先輩は前以上に面倒で、
うざったいことになってしまったけれど。
それでも失恋直後よりは、だいぶ元気になってきたように思える。
私に彼女とのことを話してくれた後の先輩の落ち込みようには、目もあてられなかった。
私に気を遣うな、と言われたことで、先輩も肩の力が抜けたんだと思う。
辛そうな表情を隠すこともなかった。
けれど、悲しそうに笑うより、
感情を隠されるより、
よっぽど良いと思った。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
236人がお気に入り
236人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:環 | 作成日時:2019年4月14日 10時