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先輩が私の頭を撫でながら、楽しそうに笑う。
なんだか照れくさくなって、私は先輩の手から逃れ、じょうろを手にして仕事を続けた。
そんな私に気付いていたのか、
いなかったのか、
小さく笑う先輩の声が聞こえた。
光「あ、Aー。話戻んだけどさ。」
A「はい?」
光「もうすぐ彼女、誕生日なんだけど。
プレゼント何がいいと思うー?女子視点からちょっと聞かして。」
A「そんなの……女の子じゃなくても好きなものは人それぞれだと思いますけど。」
光「だっておまえ、俺の彼女のことよく知ってんじゃん!」
A「そりゃもう、イヤってほど先輩が話してますからね。」
光「だろー?だから好みとか予想できそうじゃん?」
A「会ったことすらないのに、どうしろってんですか。」
光「だーってー、俺の選んだものじゃ自信ないんだもんー!」
A「可愛く言っても全っ然可愛くないです。」
光「ひでー!後輩のくせに、先輩になんてこと言うんだ!」
A「よく出来た後輩じゃなかったんですか?」
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作者名:環 | 作成日時:2019年4月14日 10時