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光「…A…おまえ大丈夫なの？」
A「まぁ。まだ大丈夫…。」
机の上に突っ伏していると、光くんに肩を叩かれた。
そこでやっと光くんの存在に気が付いて、
上体を起こして小さく伸びをした。
昨日、いやむしろ今日も、
大ちゃんが来ていた。
光「国家試験、受けるんだよな？」
A「来年の3月に。光くんと一緒にね。」
光「今からちゃんと準備しとけよ。
そんな甘くねーぞ。」
A「うん…わかってる。」
ふと見ると、傍に立っている光くんは白衣を着ている。
A「そっか、今から実習だっけ。」
光「そ、それでコレはAの。」
A「えっ？」
光「を、何故か�睫擇�持ってたから。」
A「あらま。」
差し出された白衣を受け取り、重い腰を上げる。
自然と、腰を支えるように立ち上がっていたようで光くんがやれやれ、と溜め息を溢した。
光「…散々、だな」
A「えっ？」
光「おまえ寝てねーだろ。」
図星を突かれてぐ、と口を噤む。
それと同時に隠し事がバレてしまったような、
気まずさと恥ずかしさを覚えた。
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作者名：環
| 作成日時：2018年7月28日 23時
