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雄也「光くんはAが心配だから言っただけで、でもAにとって余計なお世話だ、っつーなら気にすんな、って思う。
今の話だって光くんが聞いたってだけで本当かどうか分かんねーし。」
A「ゆーや…。」
雄也「それも嘘かもしんねーし、結局全部疑わしいんだよ。」
光「�睫據△修譴鮓世辰舛磴◆帖◆�
雄也「いーから。」
ブツブツと不満そうに呟いた光くんを制し、雄也は私の眼をじっと、凝らすように見た。
雄也「Aがちょっとでも不安に思うんなら、彼氏に直接聞きゃあいんだよ。」
光「……まあ、確かにそーだけどさ。
でもあいつ嘘つくかもしんねーじゃん。」
雄也「嘘つかれたらそん時ゃそん時だろ。
本人の答えが一番正解に近い。」
A「……あのね、二人とも。」
丁寧に、そっと声を掛けると二人はピタリと言い合いを止めた。
A「私さ、前みたいに大ちゃんのこと、色々言われても…
今は、大丈夫だよって、言えない。」
慎重に、言葉を選びながら二人に伝える。
いけない。
泣き出してしまいそうだ。
A「でも、それでも私が今、大ちゃんの彼女だし、大ちゃんのこと、好きだから、」
この期に及んで。
…何か良くないことを言われるかもしれない、
そんな考えが過ぎって、
睫毛を伏せて、ぎゅっと瞳を閉じた。
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作者名：環
| 作成日時：2018年7月28日 23時
