イエスorイエス…Daiki.A… (ページ2)

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重たい腕を伸ばし、
枕元に置いていたスマホに手を伸ばす。

掴んだスマホの画面に見えた時刻に目を細めた。

深夜の2時を回っている。

(眠いに、決まってる)

まどろんだ瞳を隠すように一度瞼を閉じていると、掴んでいたスマホを熱い手に奪われた。

瞼を開けて胸元に視線をやると、

先端に舌を這わせていた彼が
此方をじっと見つめながら其れを床に落とした。

ゴン、と重たい音が床に響く。

(あ、スマホ、)

思考とは裏腹に艶っぽい視線に、
私は羞恥に耐え切れず首を逸らした。

そんな私に満足したのか、
彼は胸元から顔を上げて今度は耳元に唇を寄せた。

大貴「A……、しよ？」

吐息のような低い声に反応して脳に電流が走る。

背筋が粟立つ。

A「もう、してる、よね？」

大貴「………もっと。」

そう言って耳朶を甘く噛まれ、
体の芯が熱くなったのを感じた。

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