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翼が自分の部屋に帰っていったようで、
また軽快な足音が離れていく。








大ちゃんも帰ったのかな。





大ちゃんは女子寮では当然、
静かに歩くから分からない。









大貴「A、」





A「………!」









静かに小さくドアをトン、と叩いて、
大ちゃんの声がした。









大貴「中いんでしょ?入れて。」









目が熱くなって、
しつこく涙は滲んで毀れる。





胸が痛くて、

頭が痛くて、




布団を引き摺ったまま
私は起き上がり、急いで鍵を開けた。








そっと、恐る恐る開いた隙間の向こうに、
大ちゃんがいた。








泣き腫らした目の私の不格好さに、
あーあ、と溜め息を零して、

私の頬をぐい、と拭った。









大貴「ごめん、言い方悪かったよな。」









大ちゃんの言葉に、私はぐちゃぐちゃに泣きながら首を振るしか出来なかった。








大ちゃんは私を慰めない、
甘やかさない、と言うけど、


大ちゃんはいつだって私の支えで、
周りに誰もいないだけで
直ぐに自分はひとりだと思ってしまう。


弱くて、単純で、情けない。
私は大ちゃんに全身で慰められている。








鍵を閉めた部屋の中、

そう泣き声で零す私に、
大ちゃんはティッシュを差し出しながら、


俺はさ、と口を開いた。









.

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設定キーワード:Hey!Say!JUMP , 山田涼介 , 伊野尾慧,有岡大貴,薮宏太   
作品ジャンル:恋愛
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作者名: | 作成日時:2018年7月8日 10時

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