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大貴「…その彼女と付き合ってた時って結構忙しくてさ。
バイトとか何か色々重なって、あんま会うことも出来なくて、そん時に他の男から言い寄られた的な。
ま、可愛かったからな、あいつ」









にしても、この俺に二股かけるなんていい度胸してると思わねー?



そう冗談ぽく、しかし本気であろう台詞に私は何とコメントしたら良いか分からず、とりあえず頷いて話の先を促す。












大貴「で、『私は大貴と一緒にいたいけど、大貴はバイトばっかで全然会えないし、寂しいし、もっと会うことが出来ないんだったらもう一人の方と付き合う。でも、私が好きなのは大貴なの』とか言っててさ。

そのくせ『もう一人の方なんか行くな』って俺が言うのを超期待してる目で見てるから、
あーもういいやムリ、って思って『じゃあそいつと付き合えば』って言ったら叩かれた」






A「っ、それは、」












重く、大きな塊を無理やり飲み込まされたような気分になって、私はグリーンティーを喉に流し込む。




他人事だけど、
こういう話はやっぱりヘビーだ。









A「…それは…当たり前なんじゃない?
彼女の期待してた台詞とは違うわけだし」








大貴「けど俺だって俺なりに頑張ってたよ」










私の言葉にムッとしたように有岡が反論する。



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設定タグ:Hey!Say!JUMP , 有岡大貴   
作品ジャンル:恋愛
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作者名: | 作成日時:2018年1月26日 17時

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