甘々な日々

6話 ページ6

もうこんな時間か
そろそろ切り上げて寝るかなー
隣のワニは流石に潰れたか

『おーい、やまとさーん！私もう寝るからね』

「…ﾝｩ」

揺さぶっても起きないな
どうするべきか
風邪でもひかれたら困るしな
毛布でも持ってくるか

ﾊﾞｻｯ)毛布かける音

『ぉゃすみ…』小声)

ｸﾞｲｯ)腕を引っ張られる

『ｩﾜｯ』

なんだ？なんだ？！
マジでビビったー
尻もちついちゃったよ

「行かないでぇー」

私の右手を掴んで離さない酔っ払い

『私寝るからやまとも寝ろ！』

「んぇー、もう寝るの？早くない？」

『もう2時だぞ』

「やーだーーやだやだやだーﾝﾌﾌｯ」

『酔っ払いめ』

右手離してくれないかなー
酔ってるくせして力だけは強いんだから

ﾄﾞｻｯ)

やまとが私の膝に寝転がってきた

「じゃあおれぇここでねるぅー」

膝の上で嬉しそうに顔を私のお腹にうずめるやまと。
されっぱなしの私。
え、これは襲っても良いという事でしょうか？
何この可愛い生き物。
これだからお酒を飲ませたくなかったんだ。
毎回飲ませるとへろへろになって甘えてくる
可愛いが過ぎる。
ただでさえ可愛いのに、普段から冷静になろうと必死なのを教えてやりたい。

危ない取り乱してしまった。
冷静になれA！！！
メンバーを呼ぶか。

そう考えている間もやまとは私のお腹に顔をうずめて腰に腕を回して抱きついている。
その体勢キツくないのかな？

「ﾝﾌﾌｯﾌﾌﾌﾌ」

7話→←5話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す