22話 ページ22
あれは、高校1年生の頃だったか
私は友達というものがよく分からなくて、親の転勤がきっかけで東京に来て、知り合いも1人も居なくてぼーっとしていた。前のとこでも友達居なかったし気にしてない笑。周りはだんだんとグループが出来上がっていたぐらいにあいつと出会った。
ボーッといつも通りにしていると
「ねぇ!俺、鈴木やまと!よろしく!!!」
と元気な声が横から聞こえた。
あいつは入学当初からイケメンだと噂になっていた
そんな人が私に声をかけるなんて想像もしていなかったからついぶっきらぼうに
『あぁ』
と答えてしまった。我ながらコミュ障すぎだろと思う。
だが、それにめげず毎日話しかけられ、、、
まぁ多少は仲良くなったと思う。
それから2.3と同じクラスになって
体育祭とか文化祭の時はやばかったな
やまとの事を見に来る人が大勢いて大変だった
まぁ、私は遠くから見てるだけだったがぼんが可哀想だったのを今でも覚えている。
彼女が出来た時も聞いてもないのに色々話してきたり、別れた時も慰めろとこっちに来たり、女の子に告白された時もどうしたらいいか聞いてきたり。
今思えばなんで私だったんだろうと思う。
ちなみに彼女がやまとに出来た時は流石に離れようとした。やっぱり一応私も女なので、彼女さんがいい気しないからな。でも、やまとがそれを許さなかった。
や「Aがそれで俺と居れないなら別れる!」
とか言い出すし。困ったもんだ。
そうやって歴代彼女に睨まれながら高校生活を送ってました。結局友達もできず。
お、珈琲できた!
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ビーンズ - オリ、フラが立ってますよ (5月25日 13時) (レス) id: dc4e1b3b13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ebinoshippo | 作成日時:2023年5月16日 0時