WESTサイドストーリー PartⅡ (ページ25)

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橙side

黄「うっさいなぁ！別にいつもは照史がいうから一緒に帰っとっただけで別に一人で帰れるし！
　ていうか、あんたこそ、流星ともう一緒に帰れんぞ！あんたも可哀そうやなぁ」

赤「はぁ！？流星、もちろん俺と帰るよなぁ？」

青「帰るわけないやろ！付き合ってほやほやなのに何で、お前と帰らなあかんねん！
　じゃあ、お疲れ様です」

桃「さよーならー！シゲ先輩、なんかすみませーん(笑)」

橙・黄・緑・紫「おつかれー、バイバーイ！」

赤「ちょ、このっ！なんやねん、あいつら、むかつくわぁ」

黄「はっ！お前も同じやないかい」

いつものシゲと淳子ちゃんの言い合い

赤「しゃーないな、淳子一緒に帰ったるよ！そんなにゆうんやったら」

黄「はぁ？お前、そんなに私と帰りたいんか？そうなら先にそうゆえや！
　てか、濵ちゃんも一緒に帰ろや」

紫「いや、俺は用事あるから二人でごゆっくり～」

濱ちゃんはマイペースに車に乗り込んで帰ってしまった

シゲの一言にいい案やと思ったと同時に、少し、ホンマに少し嫌やなぁと思ってしまった

そんな自分の心の中の黒い部分に気づかないふりをして、嫌だという言葉を強引に飲み込んで

橙「じゃ、シゲ、淳子ちゃんのことよろしくな！」

明るく言ったつもりやけど、俺の顔が笑えてたかなんて気にすることもできんかった

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