WESTサイドストーリー PartⅡ (ページ11)

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黄side

そろそろお昼にしよかってなって食堂へ向かう

その途中でも照史はその転校生のことばっかり気にしてる

ホンマにどんな子やねん

別にそこまで子供やないんやから、野垂死んだりはせえへんて

少しずつイライラがたまっていく

食堂へ到着し、席が空いてるんかの確認でもしてるんかな？

そう思って照史を見てると

橙「あ、おった」

そう一言だけを残して、照史は走っていってしまった

黄・紫「は？」

残された私と濱ちゃんは思いがけない照史の行動に頭が付いていけない

紫「と、取り合えずいってみる？」

濱ちゃんの一言でハッとし

黄「いってみよか」

照史が向かった方へ行ってみた

どこへ行ったかなんか、探さんでも分かった

だって、私が次に照史を見たときには謎の言葉「もんち」と叫びながら色白で小柄なかわいいという言葉がこの子のためにあるんじゃないかってくらいかわいい女の子に抱き着いていたのだから

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