WESTサイドストーリ―

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橙side

紫「で、さっきの人とはどういう関係で？」

ニヤニヤした顔で見やがって(笑)

橙「いや、あの人さっき知り合ってん！
　 そしたら、手伝ってくれるんやって！ホンマにええ人でよかったわ！
　 な、淳子ちゃん！」

淳子ちゃんに振ってみるも

黄「せ、せやな」

とちょっとぎこちない様な…？

橙「え、淳子ちゃん、どうしｔ…」

紫「ああああ、照史！あの人とは別に何かあるわけじゃ…」

橙「いや、ないやろ(笑)
　 さっき知り合ったんやで
　 てか、名前も聞くの忘れたから、それすら知らんわ(笑)」

紫「ふーん、そうなんや(ニヤニヤ)」

なんやねんコイツ、さっきからニヤニヤしやがって腹立つなぁ(笑)


橙「え、てかさ聞いてや！
　 さっき、ここに戻ってくるまでにめっちゃいろんな先輩に話しかけられてん！
　 皆応援してくれてはるから、もしかしたら勝てるかもしれへん！」


濱ちゃんはポカーンとした顔でこちらを見つめる

コイツ表情豊かやなぁとか思ってると

紫「え、、、
　 じゃ、じゃあさっきからテンションが高かったのは…」

橙「色んな人に応援してもらえたら、テンション上がらへんわけないやろ！」

紫「なんやねん、それ(笑)」

橙「はぁ？？？こっちのセリフやわ！
　 なにがやねん！？」

紫「てっきり、さっきの先輩に話しかけられてうれしくなってるんかと思たわ
　 紛らわしい…」

橙「へ？？？？んなことあるか(笑)
　 せやから、あの人はただ協力してくれるからお願いしただけでそれ以上でも以下でもあらへんわ！」

やれやれみたいな顔の濱ちゃんに再びむかついたのを心の中で押し殺して

橙「それに淳子ちゃんの方が綺麗やろ！」

と思ったことをそのまま口に出す

紫「ブッ！！！！！！！」

濱ちゃんは飲みかけていた水を吹き出す

汚いなぁ...

橙「え、本当のことやん？？？なぁ？」

淳子ちゃんの方を見ると顔をこっちに向けず意味わからん方向むいとる

やから、よく見えへんけど、耳はなぜか赤くなっとる

紫「はぁ、お前はホンマにそう言うことさらっとゆうよな(苦笑)」

橙「はぁ？？」

紫「淳子も心臓がいくつあっても足らんのとちゃうか(笑)」

黄「うっさい！こっちに振るな！！！！」

淳子ちゃんはいつも通りに戻ってたから、まぁええか！





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