虹色の日々 (ページ10)

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緑side

その声に反応して、全員顔を上げた

すると、そこにおったんはいつも下がっている眉毛をさらに下げたあっくんやった
その後ろには優しそうな男の人ときれいな女の人が立っとった

橙「もんちぃぃぃ、ホンマにごめぇぇぇぇん」

ガタイのいい体が全力で私に抱き着いてきた
うわぁ、押しつぶされるかと思た

緑「ちょちょっと、あっくん苦しい、、、
　それにここ人めっちゃおるし」

橙「あ、すまん！
　じゃなくて、もんちホンマに大丈夫やった？？」

赤「平気やったで、照史！俺が案内したった」

橙「へ？あぁ、シゲに流星おったんか！もんちしか見とらんかったわ、ハハハハハ」

青「ちわーっす」

赤「いや、流星、ちわーっすやないねん、俺ら視界に入っとらんかったんやぞ」

？女「もう、照史早よ行かんと時間無くなるで」

橙「あ、淳子ちゃんちょっと待ってや！じゃ、ちょっと待っとって、今ご飯とってくるから、一緒に食おや」

あっくんはそう言い残し、仏のような人は一言もしゃべらず会釈をし、淳子と呼ばれた人は一度もこっちを振り返らず、颯爽と行ってしまった
あれ、私はなんかしてしもうたかなぁ...

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