虹色の日々 (ページ4)

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緑side

押し込まれた車は今まで乗った車とは全く違って、イスはフカフカやし、信じられへんくらい広い

じゃなくて、この人誰なん？

緑「あ、あの、助けていただいてありがたいんですけど、どちら様でしょうか...？」

女「...はっ！ごめんなぁ、何の説明もなく、ましてや連れてきちゃって」

緑「いや、全然、むしろありがたかったというか...本当にありがとうございます」

女「ははっ、ほんまに智佳にそっくりやなぁ。
　申し遅れました、智佳、あんたの母親の親友のひかりです。
　智佳からもし何かあったときは智子のことよろしくって伝えられてたんよ。
　何かあったときなんて一生来ないと思っとったから、適当に受け流していたんやけどまさかこん
なことになるとはなぁ...」

緑「そんなことを母が言ってたんですね。ぐすっ」

ひ「色んな事があって疲れたやろ。家に着くまでまだ時間かかるから、ゆっくり寝な」

緑「ありがとうございます。ｚ z Z...」

今日初めて会ったけど、ひかりさんは名前の通りあったかい心地がした

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