虹色の日々 (ページ26)

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緑side

最悪．．．終わったわ

そう、あからさまに表情に出していると

桃「な、なぁそない落ち込まんでも...
　それに照史から直接淳子のこと好きとか言われたわけやないんやろ？
　なら、ホンマかなんかわからんやんか！」

緑「でも、あっくんの表情見たらわかるって、あれは絶対に淳子さんのこと好きな顔やったもん
　しかも、そのことについて聞いたら、これ以上は聞いてくるなっていう感じやったんよ！
　やから、」

桃「んーでも、仮に仮にやで、照史が淳子を好きだったとしても、淳子が照史を好きだってゆう
　確証はないんやないの？
　ホンマなんかは知らんけど、神ちゃん来る前から結構シゲと付き合ってる
　うわさが流れとったけど...」

緑「え...」

そ、そっか確かにその可能性を全く考えとらんかったし、

シゲと淳子さんが付き合っとる！？

そんな話一ミリも耳に入って来とらんかった

でも、思い返してみれば、シゲは淳子さんには思っていること全部言えてたような気もする
それが恋人らしい絡みなのかはわからないけど、お互い言い合ってても結局楽しそうではあったなぁ

なんだか、少し悲しい．．．

悲しい？なんで？

あっくんの恋がかなわなそうやから？いやちゃうやろ、別に頼まれてもいないし、本当かも分からへんし、なら、なぜ私は今悲しいんやろう

ここで私は初めての感情を認識した

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