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ジェネレーション ページ12

「はいっ、みんな撮るよ〜!はい、チーズ!」

手馴れた様子でスマートフォンをかざすモニカちゃんと、画面に収まろうとギュウギュウ詰めになる私たち8人。何がなんでも私の隣で写ろうとするビンタくんとジュンくんの心境はよくわからなかったが、とにかくみんなとの思い出を形に残せるのは嬉しい事だった。

「オッケー、ばっちり盛れてる〜!てか真宵ちゃん、写真写り超イイじゃ〜ん!!」

「そ、そうかな……そんなに褒められると照れる……。」

「大丈夫、キミはどんな時も美しいよ……。だから、自信を持ってほしい。」

「あー!ジュンちゃんまた真宵ちゃんの事口説いてる〜!まあ、悔しいけど真宵ちゃんがカワイイのは事実だしね〜。」

「おやおや、モニカクンだって可憐で可愛らしいよ。」

相変わらずジュンくんはちゃっかりしてるなぁ。そんな事を思いながら、いつも通り賑やかな友人たちの様子に口元が綻ぶ。

「さっき撮った写真、グループトークに送っておいたからね〜!」

「わかったよぉ〜。」

「お、サンキューなモニカ!」

少しだけ雑談を交わしたあと、私たちはそれぞれ解散していった。

「なあ真宵、ちょっといいかい?」

振り向くと、そこにはバンタムさんの姿があった。

「なんでしょう?」

「その……グループトークっていうのはあれか?今話題になってるメッセージアプリってヤツなのか?」

「まあそんな感じですね…。あ、そういえばバンタムさんまだ連絡先交換してませんでしたよね!連絡先さえ教えていただければグループ招待しますよ。」

「あー……、実はオレ、スマホの操作とか慣れてねぇんだよな。もしよかったら、使い方とか教えてもらいてぇと思ったんだが……ダメか?」

「全然大丈夫ですよ。それにしてもなんていうか、意外ですね〜。」

機械類に関しては、何となく得意そうなイメージがあったのだが。

「最近の若ぇモンが使うような物はサッパリわかんねぇんだよな。あ、いや…別にオレがオッサンって訳ではねぇから誤解するなよ。」

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作品ジャンル:恋愛
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山ノ花 禊(元リャナ)(プロフ) - 最近この小説を見かけてはまった者です、更新再開嬉しいです! (1月22日 22時) (レス) @page17 id: 3f96a70ccb (このIDを非表示/違反報告)
新世界(プロフ) - うちゅうじんもどきさん» 返信本当に遅くなりました!申し訳ないです!語彙力を失うほど好きになってくれて嬉しいです! (1月22日 18時) (レス) id: 64837ede78 (このIDを非表示/違反報告)
新世界(プロフ) - MAREさん» 3年越しの返信になってしまい申し訳ないです!ありがとうございます! (1月22日 18時) (レス) id: 64837ede78 (このIDを非表示/違反報告)
うちゅうじんもどき(プロフ) - うへぇあ……えええええ……いやもう、ほんと……え……っ……すきです……(語彙力) (2021年10月18日 8時) (レス) @page18 id: fabe2279e9 (このIDを非表示/違反報告)
MARE(プロフ) - 面白かったです!更新まってます! (2021年3月7日 2時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:麻酔薬 | 作成日時:2020年5月20日 15時

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