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キヨシの根拠もない発言に他の男子は反発した。
けど…私は……
貴「私はシンゴを信じるよ……まりチャン、私も退学賭けるよ。シンゴが帰って来なかったら……私も退学にしてね〜プリズン三回目だし、その上……前の刑期の間に脱獄もした。男子だけ退学なんて…フェアじゃないでショww」
め「A?!何を……」
ま「……いいでしょう。貴女がどうしてもそうしたいなら、認めますわ……」
貴「わーい、ありがと!まりちゃんマヂまりちゃん!!」
め「しかし…キサマら…残念だなぁ…夏には臨海学校があってなキャンプファイヤーしたり、みんなで歌ったり、BBQしたり濡れTシャツコンテストを……」
濡れTシャツコンテスト?!
その一言で、私達は謎の団結力を発揮した。
…………………………
キキィィイ!!
シ「オッサン!ありがと!!」
オッサン「時間がねぇぞ!走れ!!」
キ「シンゴだ!!」
ア「シンゴくん!!」
ジ「やっと来やがったか」
ガ「あれは…クリーニング屋のオッサンでゴザル!」
貴「急げっ!!」
ア「シンゴくん!!」
ガ「時間がないでゴザルシンゴ殿!!」
ま「時間はっ?!」
め「あと…三十秒です」
キ「大丈夫だ!間に合う!!」
め「あと二十秒!」
((ガシャッ
『やった!間に合った!!』
シ「みんな…」
…………………
キ「何もたついてんだ!さっさと中に入れ!!」
シ「わかってるけど…これ…あかねぇんだよっ!!どうなってんだ?!」
その間にもカウントダウンは進んで行く。
貴「違うっ!それは…」
め「ゼロ。」
ま「タイムオーバーですわ……シンゴ」
引き戸だと言う前にカウントダウンは終わった。
貴「このために…扉を…」
ま「これで三度目の脱獄……よってアナタ方は全員、退学です」
……………………………
次の日、本校舎。
A子「聞いた?男子たち昨日だけで、二回も脱獄したらしいよ」
B子「三回脱獄したら退学なんだよね?」
C子「あ、そうそう知ってる?実は男子以外にも退学になった子いるんだって〜」
B子「え?ナニソレ?て言うか誰なの?その子。何組??」
A子「あ、噂になってるよね、誰も知らない子が退学になるって。入学式に出席してなくて〜しかも次の日からプリズンに入った子がいるんだって。誰も顔見てないって!!」
C子「でもさ、誰も顔わからないんじゃ…居てもわからないよね〜」
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エビくらげ+α - 失踪なんてするものかぁあああああっ!!!エビくらげ復活いたしました!!待たせてしまいすいませんでした!!他の作品には投稿せず、この作品に集中します!! (2016年7月2日 19時) (レス) id: da444431b8 (このIDを非表示/違反報告)
ネニー(プロフ) - 私、ジョーが大好きなので、嬉しいです!!しかも、物語も面白いです!これからも更新頑張ってください!! (2016年5月15日 2時) (レス) id: aa86a65709 (このIDを非表示/違反報告)
架恋 - すごい面白いです!!ジョーってかっこいいですよね。更新頑張ってください!! (2016年1月6日 10時) (レス) id: 46ab77ccca (このIDを非表示/違反報告)
エビくらげ - 皆さん更新できてなくてすいません!! 約二ヶ月くらい更新してませんでした!!本っっ当に申し訳ありませんでしたぁあああああっ!!! また、間違いのご指摘等、していただきありがとうございました!頑張って更新します!! (2015年12月3日 22時) (レス) id: da444431b8 (このIDを非表示/違反報告)
ランスアーム(プロフ) - エビくらげさん» すごく面白いです!更新楽しみにしています! (2015年11月23日 19時) (レス) id: 9a00f65489 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エビくらげ+α | 作成日時:2015年8月9日 23時