フードの彼と自由人【監獄学園~ﾌﾟﾘｽﾞﾝｽｸｰﾙ~】

おかしい ページ16

それから数日たっても体調が優れず、体重はかなり減った。

最近また酷くなってきている。

食べても戻してしまう。

頭痛が常にしている。

最近…みんなもピリピリしてきているし……


昨日はアンドレがジョーの飼育セットを倒してしまい止めるのがたいへんだった。


今日の朝、仲直りしていたので良かった。


昼休みにみんなで鬼ごっこをするようだ。


だが、ジョーがアリさんのお散歩をするようなので私も一緒に観察することにした。


貴「名前とかつけてるの？」

ジ「あぁ。こいつがキヨタケ、こいつはワタナベ、でこいつがエガワ…」

貴「おぉ…凄まじいアリさん愛……いっ……」

ジ「どうした？…ｹﾞﾎｯ…」

貴「あ、いや…なんでもないんだ…」

ジ「無理は…するなよ」


貴「…うん」

もう無理してるんだがな…あははは。


シ「おーい！ジョー！A！」

貴「どしたの〜？」

ジ「なんだよ まだ散歩の途中なんだよ……」


シ「すぐ終わるからさ」



最近シンゴ不自然な動きが多い気がするんだけど……気のせいかな〜？


私たちは、シンゴのあとについていった。

…………………


ア「ジョーくん！！アリが…アリがカラスに襲われてるよ！！」

ジョーは血をｺﾞﾊﾟｧｯと出したと同時に走り出した。


が、めいこちゃんに止められた。


め「キサマ…何をする気だ？」

ジ「ど…退いてくださいカラスがオレのアリを……」



ジョーはめいこちゃんを押し退けアリの元へ向かったが…花ちゃんに蹴り跳ばされた。


貴「……なんでこんなときに…頭…痛い……っ」


私は頭痛で足が動かなかった。

反省房に連れていかれるとき、ジョーくんが…キレた。

ジ「テメェ…の……カラスのせいだ！」


手には先の尖った木の枝がにぎられていた……


キ「やめろ！ジョー！！」

私とキヨシは走っていた。

駄目だ。→←脱獄…？

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