俺の彼女？は『ツンデレ』だな。うん。光にも負けない位。（やぶ×いの）

〜いつもと〜　３ ページ10

伊野尾side

「知念」ｽｳｰ･･･ｽｳｰ･･･

俺の中で規則正しく寝息をたてる彼。

泣いちゃったときはびっくりしたけど、落ち着いたみたいでよかった。

・・・だけど、どうしよ。

このままじゃ何も出来ないし、だからと言って起こすのも・・・。

「伊野尾」・・・やぶぅ〜

困った時の薮頼み！！

「薮」・・・何だよ。

でも薮は何か機嫌が悪そう。

何で？

さっきは悪くなかったのに。

・・・・・・・・・・・・・・！！

俺は気付いちゃいましたよ！

「伊野尾」やぶぅ〜・・・嫉妬？知念に嫉妬しちゃったの？

「薮」！？そ、そんなんじゃねぇし・・・。

目の前には明らかに動揺している薮。

なんだよぉ〜可愛いなぁ(笑)

「伊野尾」やぶぅ可愛い〜(笑)

「薮」お前の方が可愛いし。

言っちゃう！？真顔でこんなこと言っちゃう？

恥ずいわっ///

「伊野尾」やぶのばぁか///

「薮」可愛い、可愛い。

そう言って俺の頭を撫でる。

さらに、

『おいで』って言って、腕を広げるから。

行かない訳にはいかないよね。

知念を起こさないようにゆっくりと、ソファーに降ろし薮の胸に飛び込んだ。

「伊野尾」そりゃ！！

「薮」うおっ！・・・飛びつくなよ。

そう言う薮の顔は優しくて。

何だかとても嬉しくなった。

いつもは中々言えないけど、今日はたくさん言うんだ。

「伊野尾」やぶ、大好きっ！！

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