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〜可愛い酔っ払い〜 ページ35

薮side

『伊野尾遅いな〜』

呟いたその言葉は、静かな部屋に大きく響いた。

「薮」・・・寂しい〜〜〜!!

スマホを手にゴロゴロと床を転げ回る。

そのスマホには伊野尾の写真が写っていた。

愛しの伊野尾は、大ちゃんと飯を食べに行っている。

本当は行ってほしくなかったけど、ダメとは言えなかった。

だって束縛みたいになっちゃうから・・・。

『行ってきま〜す』

と、家を出て三時間。

伊野尾はまだ帰ってきていなかった。

寂しいよ〜〜・・・

早く帰ってこいよ〜・・・

ソファーのクッションに顔を埋めていると、

ピーンポーン!!

と、インターホンが鳴った。

「薮」伊野尾っ!?

急いでドアを開けるとそこにいたのは

「伊野尾」やぁぶぅ〜〜

いつもの数倍フワフワしている伊野尾だった。

「伊野尾」たらいまぁ〜!!

「薮」おかえり・・・。

呂律回ってないし。

外は寒いので、家の中に入れ椅子に座らせた。

「薮」はい、水。

冷蔵庫の中に入っていたペットボトルを手渡す。

「伊野尾」ありがとぉ〜

伊野尾はペットボトルの蓋を開けようとしたが

「伊野尾」んっ・・んっ・・あかない〜

開かなかったようだ。

「伊野尾」やぶぅ〜・・・あけてぇ〜?

無自覚なのか首をコテンと傾げる伊野尾。

可愛すぎて一瞬フリーズしかけたが、何とか意識を保ってペットボトルの蓋を開けた。

「伊野尾」ありがとぉ〜

伊野尾は両手でペットボトルを持ち水を飲む。

その姿は子供みたいで可愛かった。

「伊野尾」ぷはぁ〜〜

伊野尾が水を飲み終わったところで、本題に入ることにする。

「薮」何でそんな酔ってんだよ。

お久しぶりです!→←〜俺の彼女はいつだって〜 3



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いの♪(プロフ) - 上葉 ゆーりんぬ。さん» コメントありがと〜ございますっ!!やぶいの良いですよね♪♪大好きですっ! (2016年4月2日 17時) (レス) id: 449b665d5b (このIDを非表示/違反報告)
上葉 ゆーりんぬ。 - いの♪さん» やぶいの最高!!!!!!伊野ちゃん可愛い!伊野ちゃんツンツンからデレデレとかさすが薮ちゃん大好き伊野ちゃんだね♪♪口元緩みまくってます←←たかいのハマりますよね!私もやぶいの一番ですけどたかいのとけとちね大好きです♪♪♪ (2016年3月31日 11時) (レス) id: bd5aea2f44 (このIDを非表示/違反報告)
いの♪(プロフ) - ジャニーズLOVEさん» ありがとうございます!嬉しいですO(≧∇≦)o『書き方が上手い』なんて初めて言われました!これからも頑張ります!応援よろしくお願いします! (2015年12月6日 20時) (レス) id: 5bd6958385 (このIDを非表示/違反報告)
ジャニーズLOVE(プロフ) - この小説大好きです!私もかいてるんですけど、いの♪さんは、書き方がすごく上手くて、びっくりです!これからも、頑張ってください! (2015年12月6日 16時) (レス) id: b062651da5 (このIDを非表示/違反報告)
いの♪(プロフ) - えさん» 確かに伊野尾ちゃんはもっと可愛いですよね…えさんは誰が好きですか?やっぱり伊野尾ちゃんですか?アドバイスありがとうございます!可愛い伊野尾ちゃんが書けるように頑張ります! (2015年11月23日 19時) (レス) id: 5bd6958385 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いの♪
作成日時:2015年11月22日 1時

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