ひと夏の過ち (ページ11)

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でも良く考えればそうだ

湧は女たらしで誰でもいいんだ

私ばっかり必死でバカみたい

家に帰っても何も手につかず夜颯太に電話をかけた

ﾋﾟﾛﾛﾛﾛﾝﾋﾟﾛﾛﾛﾛﾝ

「颯太…私どうしたらいいの…」

颯太「Aどうした？？」

事の経緯を颯太に全て説明した

颯太「あーゼンリーりほと一緒にみてて絶対なんかしてるよって言ってたんだよね笑」

「驚かないの…？」

颯太「まぁ？湧だし笑」

「そっか…」

颯太に電話したの間違いだったな余計傷えぐられるだけじゃん…

颯太「でもさ俺ずっと思ってるけどあいつ恋愛下手すぎるだれこれ構わず付き合ってすぐ別れて自分の気持ちも正直に言わないし何がしたいのか分からない、ちっちゃい頃からずっと一緒にいても未だにあいつが何考えてるのかわからないだから腹が立つ」

「颯太…」

意外だった颯太がそんなことおもってたなんて

颯太「まぁいつでも電話してこいよ話聞いたるから」

本当に有難かった

颯太のおかげで少し気が軽くなったかも

颯太「あ、そろそろ俺寝るな最後に颯太様助かりましたありがとうございましたって言ってくれたら心地よく寝れるんだけどなー？」

「誰が言うかよ笑」

颯太「うわ今日悪夢だわ」

「ふふ、おやすみ颯太………本当に今日はありがとう颯太のおかげで少し気が楽になった笑」

颯太「あーこれでいい夢見れるわじゃーな」

いつもふざけてるけど今日は颯太の存在に助けられた