I promise love to a vampire 3【JN】 (ページ5)

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彼らのデビューが決まったのは私がデビューして１年後のことだった。

毎日続く彼の告白を右から左の耳へと流せるようになった頃。

「デビューしたので付き合ってください」

そう言い続ける彼に折れそうになった。

折れてわかったって言いそうになった。

なのに彼は

「こんなこと言ってもあれだけど好きって思ってないのに頷かないで」

なんて言われた。

いや、デビューして付き合えって言ったじゃんって突っ込めばそうなんだけどともじもじする彼。

うわー、弱いなーって思った。

私は大人の対応するユンギが好きだから

こういう弱い人はと叶わない恋の相手と比べてしまう。

「Aヌナ、ジンヒョン振りすぎ」

そういうテヒョンとジミンにしょうがないじゃん、別に好きな人いるんだからって伝える。

2人は驚いていつからいつからって聞いてくるから2人が入社する前からっていえば余計質問攻めにされる。

「練習生の頃からってことはもうデビューしてる人？

まだ練習生？」

「内緒

それに叶わないからもう心にしまっておくの」

「ふーん、そっか」