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古い文献
それがあってるかもわからないでも確かにそこにはなる方法が書いてあった。
「ジンオッパ、真面目に話したいことあるんだけど」
夕飯が食べ終わりのんびりしている時に声をかければ私の雰囲気を察してか黙り込むジンオッパ。
そんなジンオッパの目の前に文献を並べる。
重要なところにはマーカーで記ししてあるし、
どこを見て欲しいのかもきっとわかってくれる。
「どこからこんなの」
「一生懸命探したの
なれるじゃん、吸血鬼
調べて思ったんだけど純血って言われる人たちの中にも親御さんの片方が元人間の場合もあるんだね」
「……」
「私も吸血鬼になりたい
ジンオッパの苦しみとか解りたいの」
私の訴えが届いてるのかいないのか黙り込む彼。
「ジンオッパ、お願い
私の血吸い尽くして」
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作者名：えびちりり | 作成日時：2022年5月9日 7時
