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「何横でにやにやしてるの」
「昔のこと思い出してたの」
「やー、やめて恥ずかしい
毎日告白してた過去なんてやー」
ご飯を食べながら耳まで真っ赤にする彼は本当に愛おしい。
「違うよ、私の方がジンさんのこと最後の方好きだったなって」
「僕の方が好きが大きかったよ」
「や、私の方が」
「僕の方が！
だって“匂い”微かにしてたから自制するの大変だった
好きな人いるって言ってたのにあの日から少しずつ“匂い”がしてきてさ
でも“匂い”って初めて嗅いだからこんなに良い匂いのものであってるのかって思っちゃった
だから言ってくれるまで不安だった」
「え、知ってたの！
さっさと告白してよ」
「だから不安なんだったんだって」
2人で顔を合わせて吐き出す
懐かしい話をつまみにお酒を飲めば良い雰囲気になって2人でベッドに向かう。
本当に幸せ。
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作者名：えびちりり | 作成日時：2022年5月9日 7時
