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JK side
“臭い”はしない。
本当にただ通っただけ。
わかっているのに……。
「やめてもらっていいですか」
押し倒したのに冷静な女は目線を俺から外す。
そんな女を起こして近くの奥まった影に連れていった。
「貴方、自分の立場わかったますか」
そういう女はやはり冷たい。
わかっている。
わかっている。
お前の不味い血なんて
そう思うのに体は勝手に彼女の襟元を巡って舐める。
「ちょっ！」
抵抗する彼女にお構いなしに俺は首筋に齧り付いた。
どくどくと流れる血。
お願いだから早く衝動よ止まれ。
生身の人間からの血は輸血の血よりも不味い、
そういつも思うのに……
この女の血は不快では無いと感じた。
感じてしまった。
もしかして好意を持たないやつ……
“臭い”がしないやつの血は不味く無いのでは無いか。
頭では色々考えてるのに体が勝手に彼女の体を触り出す。
ああ、最悪だ。
早く正気になれ。
彼女の目から落ちた涙が顔に当たる。
初めて生身の人間に罪悪感を感じた。
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えびちり(プロフ) - 愛嬌さん» こんにちは！コメントありがとうございます。このお話は超絶長編でしてメンバーそれぞれのお話を作る予定です！なのでお待ちいただければ嬉しいです！愛嬌様の期待に応えられるようジンくんのお話もなるべく早く作れるように頑張ります！よろしくお願いします！ (2022年4月25日 22時) (
レス) id: 3911aece0b (このIDを非表示/違反報告)
愛嬌(プロフ) - 番外編でジンのお話も読ませて頂きたいです^_^ (2022年4月25日 21時) (レス) id: 791e102139 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えびちり
| 作成日時：2022年4月21日 7時
