ガラスの靴が窮屈で【NJ】

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「さあ、答え合わせをしようか」って今から壮大なミステリーでも解くみたいに言うナムジュン。



NJ「あの日、もし相手が俺じゃなくても…、酔ってたし他の人とでもシてたと思う？」


『あー…、あれはナムジュンだって認識してたわけじゃないけど、ナムジュンだから誘ったんだと思う…。』



元彼がウッディー系の香水を好んで使っていた。

仲良くなってからナムジュンに聞くと香水は苦手で、
家ではシダー系のアロマキャンドルを使ってるって話。



『多分匂いで、勘違いしたんだよ…』


NJ「シャワーを浴びさせてくれなかったのも？」



そこら辺の詳細は記憶にないけど、

元彼の匂いとは少し違う、ナムジュンの匂いが好みだったからじゃないかなとは言えなくて、

『他にはないの？』って次の質問を待った。



NJ「…いつもゴムはAが用意してたの？」


『っ、それは聞かなくてよくない！？』



彼がいつどこでしたくなってもいいように、なんて嫌われたくなくて盲目だった私が勝手に、いつもバッグに忍ばせてただけ。



私が言い淀むと「まあ、どうでもいいけど」って全然どうでもよくなさそうな感じで流してくれた。

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