# ページ10
Aside
心「お、おかえり。」
「ただいま！」
心「どうだったんだ？」
「無事に上鳴くんには伝えられました。」
心「よかったじゃねーか。」
「そうなんだけどさ、危うくばったり会うとこだった。」
心「会えてたら面白かったのにな。笑」
「そんな事言わない！笑」
心「そういえばさ、」
「ん？」
心「その原因って聞いてもいいか？」
原因か、、
「多分私の個性。」
心「個性？」
「私さ、見様見真似って個性で人の個性を見れば頭の中でそれを想像して一時的に使えるようになるんだ。」
心「めっちゃ強いじゃねーか。」
「そうなんだけどね、、小さかったからさ、みんな嫌だったんだよ。多分、」
だってさ、普通自分しか持ってないはずのものを急に友達が使い出したら嫌でしょ？
心「そうか。」
心操くんも嫌かな、こんなやつ。
心「じゃ、俺の個性も教えてやる。」
「お、なになに？」
心「俺の個性は洗脳だ。」
「洗脳？」
心「あぁ、俺の言葉に答えた奴を操れる。」
え、何それ。。。
「めっちゃかっこいいじゃん！」
心「は？」
「でもそれって私に教えちゃってよかったの？」
心「あぁ、個性が知られたくらいで戦えなくなってたらダメだろ。」
「まぁそっか。じゃあ入試、心操くんに合ってなかったんだね、」
心「まぁ、そうだな。それより、」
「はい？」
心「怖くないのか？」
「何が？」
心「何がって、俺と話してると操られるかもしれないんだぞ。」
「あー、全然？めっちゃ強いじゃん。」
心「そうかよ。」
「じゃあさ、逆に私のことは？」
心「全然。そもそも多分俺の個性は見えねーだろ、」
「確かに？でも実はね、時間は短くなるんだけど、対象の人と目を合わせるだけでも発動できるんだよ。」
心「マジでか？すげーじゃねーか。」
「私ね、雄英体育祭で本気出そっかなって。」
心「俺も。」
「頑張ろうね。自主練付き合ってね？笑」
心「勝てねーよ笑」
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作者名：如月。 | 作成日時：2022年2月10日 0時
