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【1】 ページ1

私立鬼瓦高校




今日から私が通う高校。



中学の皆はここに来たがらない。なんでだろ…。



私はこの高校で何が起きようとしていたのかはまだ、分かっていなかった。



§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§



暗闇が真っ直ぐ続く道。



ここはどこ?私、なんで走ってるの?



「たす…けて!」



走ってるの私じゃ…ない?



「逃げても無駄なんだけどww」



この声…誰だ?



「すみません!本当に僕、死にたくないんです!」



あ、走ってた子、男の子だったんだ。



「死にたくないだって?もっとふさわしい言葉にしろよ。」



え、なにいってんの?この人…。金髪で男って…チャラい…。



「やだ、死にたくない!やだ!あぁぁぁぁ!!!!」



「ハァ…ハァ…。」



夢…だったんだ。学校二日目でなんでこんな夢見んのよ…。



確か…夢に出てきた二人、うちの高校の制服だつんたような…。



まぁ、夢だからいっか。






「いってきまーす」



私立鬼瓦高校の制服は、赤と黒の二色で統一しており、個人的に好きだったからこの高校に決めた。



単純でしょ?けど、皆私がこの高校行くのを何度も止めようとしていた。



よく、死者が出るらしく…。私は友達の悪ふざけかと思い入学した。



今日見た夢と関係あるんかな?



校舎は普通に広かった。え…金持ちが来る高校じゃないか!私、よくこの高校に受かったもんだわ…。



「わわっ!」



あまりにも驚いて階段を踏み外した。ヤバイ…せっかく入学したのに…



せっかく入学したのに彼氏いないまま死ぬのは嫌だぁぁぁ!(非リア充)



「わっと…大丈夫?」



あれ、死んでない!神よ!感謝する!



「わわっ、すみません…。」



あー恥ずかしい…こんなドジなとこ大勢に見られて…。


あー、イケメンだ…イケメンに助けられ…た?



「君…一年だよね?」



神様、仏様。今私、死にそうなくらい恥ずかしいです。
-------------------------------------
なんか…


なんか、怖くない。(断言)

【2】→



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設定タグ:学園 , 青空   
作品ジャンル:ホラー, オリジナル作品
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作者名:青空 | 作成日時:2017年12月10日 11時

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