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私立鬼瓦高校
今日から私が通う高校。
中学の皆はここに来たがらない。なんでだろ…。
私はこの高校で何が起きようとしていたのかはまだ、分かっていなかった。
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暗闇が真っ直ぐ続く道。
ここはどこ?私、なんで走ってるの?
「たす…けて!」
走ってるの私じゃ…ない?
「逃げても無駄なんだけどww」
この声…誰だ?
「すみません!本当に僕、死にたくないんです!」
あ、走ってた子、男の子だったんだ。
「死にたくないだって?もっとふさわしい言葉にしろよ。」
え、なにいってんの?この人…。金髪で男って…チャラい…。
「やだ、死にたくない!やだ!あぁぁぁぁ!!!!」
「ハァ…ハァ…。」
夢…だったんだ。学校二日目でなんでこんな夢見んのよ…。
確か…夢に出てきた二人、うちの高校の制服だつんたような…。
まぁ、夢だからいっか。
「いってきまーす」
私立鬼瓦高校の制服は、赤と黒の二色で統一しており、個人的に好きだったからこの高校に決めた。
単純でしょ?けど、皆私がこの高校行くのを何度も止めようとしていた。
よく、死者が出るらしく…。私は友達の悪ふざけかと思い入学した。
今日見た夢と関係あるんかな?
校舎は普通に広かった。え…金持ちが来る高校じゃないか!私、よくこの高校に受かったもんだわ…。
「わわっ!」
あまりにも驚いて階段を踏み外した。ヤバイ…せっかく入学したのに…
せっかく入学したのに彼氏いないまま死ぬのは嫌だぁぁぁ!(非リア充)
「わっと…大丈夫?」
あれ、死んでない!神よ!感謝する!
「わわっ、すみません…。」
あー恥ずかしい…こんなドジなとこ大勢に見られて…。
あー、イケメンだ…イケメンに助けられ…た?
「君…一年だよね?」
神様、仏様。今私、死にそうなくらい恥ずかしいです。
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なんか…
なんか、怖くない。(断言)
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作者名:青空 | 作成日時:2017年12月10日 11時